ストレンジャーシングス第4シーズン、光る各キャラの成長と強さ、そしてラスボスの正体とは

ストレンジャーシングス第4シーズンの感想です。
いったい何から書けばいいのか分からなくなるほど、第4シーズンはいろいろなことが起こりました。
ネタバレ必至になってしまいますので、まだ未視聴の方は読まないでくださいm(__)m

とにかく第4シーズンは登場人物の関係性もめまぐるしく変化します。それぞれがいろんな問題を抱えつつ成長する姿が描かれ、試練を超えるがごとく、みんなが別々の場所から最強の敵ヴェクナに立ち向かうという展開がひとつの軸となるところです。別々の場所というのは大きく分けると「エル隊」「ホッパー隊」「マイク隊」「ナンシー隊」「ダスティン隊」になりますかね…。終盤はもっと細かくなってしまいますが、とりあえずこんな感じ。ラスボスはマックスの意識の中にいます。マックスの意識の中にインしようとするのが、エル隊とマイク隊。ホッパー隊はソ連で後方支援。ソ連のゲートから出てきた裏の世界のモンスターを倒すことで本体の弱体化を図ります。ナンシー隊とダスティン隊は今シーズン、一番の功労者たち。裏と表を行ったり来たりして接近戦でヴェクナの息の根を止めにかかります。なんとなく現代のネット社会を反映した設定ともとれます。オンラインでプラットホームに集まる的な感じでしょうか。

なにはともあれエルがいないと

第3シーズンの最後で力を失ってしまったエルですが、最強の敵ヴェクナに対抗するには力を取り戻すしか方法はなく、またあの忌々しい研究所のようなところに戻ってしまいます。力を取り戻すために、エルは過去の記憶を追体験していきます。そしてようやくヴェクナの正体に気づきます。ヴェクナの正体、それは「ワン」。なるほど、だからエルのパワーでしか対抗できないのね。過去の記憶の中で、研究所の人たちをエルが全員殺してしまったとミスリードさせるシーンが何度かありましたが、それは「ワン」がやったことでした。その記憶を取り戻し、やっと仲間のもとへ帰る決断をするエルです。そうなんです。マイクともだいぶ長いこと離れ離れで行動していて、これまでのような幸せムードは皆無の今シーズン。他のキャラたちも同様、今回はおふざけは少な目。全体的に緊張感がありました。

新キャラ、エディ登場も

今シーズンの新加入キャラはオタク集団「ヘルファイア」のリーダーのエディ。ダスティンと一緒に裏世界で重要な役割を果たすのですが…。次のシーズンもメタルの音楽をぶちかましてほしかったのに~。すっごく残念でした。

毎話、クライマックスで問題が山積み

他にも息つく暇もないほどたくさんの危機が各キャラクターに襲い掛かります。各キャラクターが抱える問題も重いものから軽いものまでさまざまありますが、山積み状態。
えっと、思いつくものを羅列します。
・ホッパーが目を覆うほどの拷問をされて激やせ
・ジョイスはマレーと一緒にホッパー救出のためソ連へ行くも、拉致される
・ナンシーとジョナサンはすれ違いからギクシャク
・スティーブがナンシーに急接近!逆転勝利はあるのか
・マックスはビリーを失くしたトラウマからヴェクナの餌食に
・ウィルのマイクに対する感情は友情以上のものなのか
・マイクとエルはお互いを受け入れられるのか
そして
ホーキンスに4つのゲートが開けられた今、ホーキンスの町や人々は生き残れるのか!が大問題!

まとめ

最終話、「おれはいつでもホーキンスを滅亡させることができるんだぞ」とでも言うかのように、町全体をヴェクナが飲み込んでいるような描写があります。裏の世界のゲートを開けて、いつでもこちらの世界に行き来できるようになってしまったということなのでしょうか。

公式では第5シーズンの製作が始まったことが今年の初めに発表されました。おそらく公開は来年になると思われますが、本当に続編が楽しみで仕方ないです。第5シーズンではさらにさらに子どもたちが成長した姿を見せてくれることでしょう。どうか、悲しい結末はやめてもろて…。また80年代の懐かしい音楽をバックにノリノリにぶちかますみんなを期待してます!