ヘレディタリー 継承
2018年公開の「ヘレディタリー/継承」。ホラーは昔から好きでしたが、この時期は子育てや仕事に忙しい毎日でじっくり映画を見るということはほとんどなかったと思います。なので見たのは最近です。アマゾンプライムで。監督は「ミッドサマー」などの作品で知られるアリ・アスター監督です。
怖かった~!
はっきりと幽霊が出てくるとかではないんですね。それらしい描写はありますが、何よりも怖いのは役者さんたちの演技だと思います。アニー役のトニ・コレットの表情があまりにも怖すぎです!アニーだけじゃなくて娘役のミリー・シャピロの独特な雰囲気とか、お父さんとお母さんには似ても似つかない息子とかいろんな違和感が不穏な空気感を生んでます。
物語はグラハム家の家長エレンが亡くなって、娘のアニーが家族と一緒にエレンの葬儀を行う場面から始まるのですが、冒頭字幕でエレンの夫と息子も亡くなっていることが語られます。残されたエレンの血族はアニーとアニーの娘と息子だけなんだな・・・継承・・・誰に?って感じですが、私はてっきり下の写真の女の子(アニーの娘)と思ってたので、中盤「ええ~!」ってなりました。それがまたショッキングな映像だったのでもうびっくりして・・・。それで、だんだんとエレンの旦那さんと息子さんも壮絶な亡くなり方をしている理由みたいなのを考察しだしましたが、悪魔に殺されたんじゃなくて悪魔に乗っ取られないようにするためだったっていうパターンかもな~って思いました。
とにかく、しっかり見たらいろいろ伏線がばらまかれているような感じです。謎が謎のまま残っていたりします。ネタバレにならない程度に挙げられるものだけ挙げてみます。
- なぜアニーは家族やエレンの死に罪悪感があるのか
- チャーリーが作っていたもの(おもちゃ?人形?)はなにか
- ピーターが両親に似ていないのは何故か
- エレンのお墓を荒らしていたのは本当にアニーか
物語に関わる部分ではもっとたくさん謎があるのですが、まだ見ていない方のためにこの辺りにしておきます。詳しい方がいましたらコメントで教えてください!
見よ!この表情を!