ゾンビ映画の元祖「バタリアン」、何度も見たくなる名作

はい、何度も見たくなる80年代ホラー。今回は「バタリアン」です。
なつかしいです。子どものころ、みんなで見ました。「ティ~ナ~」と追いかけてくる彼氏、でっかい「タールマン」、動けないから怖くないけどよくしゃべる「オバンバ」、噛まれて自ら焼却炉に入るおじいちゃんに暗い気持ちになったな。そしてパンクなお姉ちゃんのおっぱい…。すべてがなつかしい。

では、本題です。

80年代のホラーの金字塔『バタリアン』をご紹介!

1985年に公開された映画『バタリアン』(原題:The Return of the Living Dead)は、ゾンビ映画の歴史を語る上で欠かせない名作です。ゾンビといえば『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』を思い浮かべる人も多いでしょうが、『バタリアン』はその系譜を継ぎつつ、独自のアプローチで新たなゾンビ像を確立しました。笑いと恐怖が交錯する本作は、単なるホラー作品を超え、ホラー初心者からファンまで多くの人を魅了してやまない魅力に満ちています。私が初視聴したのは小学生でした。しばらくは雨が怖かったし、ラストシーンが脳裏に焼き付いて離れなかったです。

ゾンビの「元祖」的インパクトとは?

『バタリアン』の特筆すべきポイントは、ゾンビの描かれ方にあります。それぞれにキャラクターがあり、「タールマン」「オバンバ」とユニークな名前が付けられています。そしてこの映画のゾンビは素早く動き、しかもしゃべります。特に、襲われた人を「脳みそ、脳みそ!」と求めるシーンは、ホラー映画史に深く刻まれた名場面です。このように、ゾンビに新しい命を吹き込んだ『バタリアン』は、ホラー初心者でも観やすく、同時にゾクゾクとした興奮を味わえる絶妙なバランスが魅力です。

イケメン彼氏もついにゾンビに…

ホラーを彩る音楽も見逃せない!

また、本作のもう一つの魅力として外せないのが、その音楽です。1980年代のパンク・ロックやニューウェーブが響く劇中音楽は、ただの恐怖感にとどまらず、不気味な高揚感を引き立てています。緊迫したシーンに流れるパンク調の音楽は、観る者の心拍数を加速させ、独特の世界観を形作ります。このような音楽の使い方は、他のホラー映画と一線を画し、視聴後もしばらく耳に残ることでしょう。

初めてホラーを観る方におすすめ!

ホラー映画に興味があっても「怖すぎて観られない」と躊躇している方には、ぜひ『バタリアン』をおすすめしたいです。確かに恐ろしいシーンはありますが、同時に笑える要素も満載で、軽快なテンポで進むストーリーは気軽に楽しめます。ユーモアと恐怖が見事に融合したこの作品は、観終わった後も会話のネタに困らないはず。「これがゾンビ映画の始まりなんだ」と、ぜひ一緒にこの名作を楽しんでみてください!

ゾンビ映画の元祖とも言える『バタリアン』は、怖さの中にも遊び心を持ち合わせた80年代らしいエンタメ作品。これからホラーの世界に足を踏み入れたい方、あるいは新しい刺激を求める方にとって、絶対に外せない1本です。