#1 はじめまして お義母さん

こんにちは、皆さん。今回から私のお義母さんをブログにしてみようと思います。
嫁姑問題はどこの家庭でも大なり小なりあるもので、永遠の課題ですよね。私も姑の言動に日々、「モヤモヤ」、「イライラ」してしまいます。
お義母さんは、決して悪い人ではないのですが、女同士というのはなかなか難しいものです。こう言っては賛否両論あろうかと思いますが、夫の「元カノ」、「今カノ」みたいな関係性なのではないでしょうか。なかなか分かり合えるものではありません。


「そうだ!ブログにしてみたら、少しは客観的に捉えられて楽になるかもしれない。何よりネタとして尽きることはなさそう!」


ということで、時に尊敬することもあり、時にイライラすることもあり、のお義母さんとのエピソードを、ご紹介しますので、楽しくお読みいただければなあと思います。よろしくお願いします。

初めての出会い

お義母さんとの出会い、もちろんそれはまだ結婚する前・・・今から約18年前、
「両親に会ってみないか?」。
唐突に夫(厳密にはこの時まだ夫ではないのですが、夫で統一します)が言いました。既に何となく、結婚するなあっていう認識が私たちにはありましたから、
「そうだね、会ってみようかな」という流れになりました。
当時、20代ですからね。私もピュアでした。そりゃあ、どきどきです。
「とにかく失礼のないように。気に入ってもらえたらいいんだけど・・・」。
今思えば、我ながらなんてかわいらしいんでしょう。そしていよいよ、ご両親とのご対面。場所はおしゃれな喫茶店でした。

今でも覚えているんですけど。
「初めまして」のお辞儀をして、顔を上げた時の、お義母さんの、私を品定めするような、上から下まで動く視線・・・。
「厳しそう~~~( ;∀;)」

土間の洗礼

正直、あと何をしゃべったか、何を食べたのか、もう覚えていません。それが、ファーストコンタクトです。2回目は夫のおうち、すなわち義両親の自宅。夫のおうちはとても古くて、今ではあまりないと思いますが、「土間」がありまして、「かまど」がまだ残ってました。その「かまど」で毎日ご飯を炊いているっていう。
「今って、何時代?」って言いそうになりました。
まさにタイムスリップしたような感覚になる家です。今でもその家です。さすがに「かまど」はなくなりましたが。で、後日夫に、
「お母さん、私の印象なんて言ってた?」って聞いたんですね。
この時の夫の言葉も、今思えば何てデリカシーのないって思いますが、夫は馬鹿正直にも
「上がって挨拶もできないのかって言ってたよ」と・・・。


要するに、玄関で挨拶して、その後土間に上がったら、そこで正座で挨拶するってことですね。
(えっ・・・。それは土間だからじゃない?ふつう、土間なんかないし。うちの両親のアパートにそんな仕来たりはなかった。だって玄関上がったら狭い廊下だから。そして座るところはテーブルとイスだからあ!)
と叫びたい気持ちを抑え、私の脳裏に、小さいころの記憶がよみがえります。そういえば盆暮れに、おばあちゃんちに叔父ちゃん叔母ちゃんが集まった時は、確かにそんな光景を見たことがあったな、と。
私は素直に
「私の失敗だ。私はなんて礼儀知らずな女なんだ」と思いました。
でもどうですか?皆さん。近年はなかなか、ご挨拶するのに、座ってお辞儀することってなかなかないですよね。武道や茶道では大切なお作法のひとつだと思いますけど。座礼って、双方の「あうんの呼吸」のようなものがないと、上手いこと格好良く出来ないような気がします。

同僚の助言

ということで、これが私のお義母さんとの出会いです。
「こんなに義両親(親戚も多い)との付き合いがめんどくさいなら、結婚するのやめようかな」って本気で思いました。職場の同僚に相談したこともあります。そしたら
「そんなのどこの家でもあるし、義両親との付き合いは避けては通れないんだよ」って。
その通りだなって思いました。もともと、ポジティブ思考なのが助かったのか、大事なのは今の夫と人生を共にしたいかどうかだ、義両親と多少、馬が合わなくても何とかなるさ、くらいに思い直し、かくて夫と私は、めでたく結婚に至ったのです!

次回、予告

いかがでしたでしょうか。お義母さんとの初めての出会いと、お義母さんからの一言がアンビリーバボーだった、というエピソードでした。
次回は、第一子、妊娠~出産までの、義母とのアンビリーバボーでアメイジングなエピソードを、ご紹介していきます。これからもお義母さんと私の日常を、良ければ楽しんでいってください。では、また次回お楽しみに!