次男とお祭りデートのはずが…まさかの展開に?次男のマイペースすぎる1日

昨日は秋晴れのいい天気でした。福島市稲荷神社でお祭りがありましたので、天気もいいし、久々にお出かけもしたいし、ということで暇そうにゲームをしている小学6年生の次男くんを誘ったんですが。「ええ~、だるっ。ゲームしてた方がいい。行かない。」
なんて冷たい。そしてなんて不健康!こんなに天気がいいのに、日がな一日ゲームをするつもりだろうか、この子は!
そんな感情がふつふつと沸き起こり、(これは意地でも説得して一緒にお祭りへ行かなければ!)そんな謎の使命感に燃え、「勉強するかお祭りに行くかの2択から選びなさい」とまさに不当ともとれる選択を迫り、無事に次男を私に付き合わせる形で連れ出すことに成功しました。

出店もお参りもスルーの10分間

さて、バスに乗り神社に到着したものの、露店が見えた途端にテンションだだ下がりの次男。
「人、多い。まじだるい。」
今日びの子どもは、こんな感じでしょうか?それともうちが特殊なのか。お祭りってテンションが上がるものだと思ってました。いざ祭りの会場に着いたら、いやいやの次男も時を忘れて楽しんでくれると思っていたのに。
「あ、お好み焼きあるよ。食べる?」
「綿菓子は?」
「スイカゲームのぬいぐるみあるじゃ~ん!」
いろいろな言葉で気を引いてみる者の全く興味をもたず、全てをスルーして参道から本殿へ。とりあえずお参りしようと向かうと、しかし、これがまた長蛇の列…。
「はあ?まじで?無理です。」
こらこらこら。神様に失礼。
「…まあ、また今度にしようか」
とお参りもスルー。
えっ!じゃあ、あとは帰るだけなの?
なんと、滞在時間10分ほどで終了してしまいました…。

お祭りの後は…ケンタッキー・フライド・チキン

帰りもバスに揺られて全く会話も弾まずに戻ります。家の前のバス停付近にはケンタッキー・フライド・チキンがあります。次男が「ケンタッキー食べたい」と。予定ではお祭りでたくさんの屋台の食べものを堪能してくるはずだったのに。仕方なくケンタッキーに立ち寄ることにしました。次男はチキンを3つとチョコパイとペプシコーラを完食!今日一番の笑顔で「おいしいね」と嬉しそうです。
(お祭りより、ケンタッキーかあ)と思いながら、お祭りでは一枚も写真をとらなかったのに、チキンをほおばる次男の顔を写真に撮らせてもらいました。

久々の親子時間、悪くなかった

そんなわけで、お祭りにはほとんど滞在しなかったので、何しに行ったんだっていう感じで終わりましたが、次男と2人きりで久しぶりにお出かけできたのはなかなか良かったかなと思います。歩いてバスに乗って、結果的にはいい運動になりましたし。次男も「お母さん、ごめんね」なんて私のことを気遣う一面もあり、「いいよ。お母さんが無理やり連れだしたしね。ケンタッキーおいしかったね。」
と仲直り。だんだん、お母さんと出かける年齢でもなくなりますが、もう少しだけお母さんに付き合ってくれると嬉しいなと心の中で思ったのでした。