ダルビッシュ有、輝き続ける魂!ポストシーズン最終戦で見せた圧巻の投球
米大リーグ、パドレスのダルビッシュ有投手が11日(日本時間12日)、敵地で行われたドジャースとの地区シリーズ第5戦に先発出場し、7回途中3安打2失点の好投を見せました!チームは惜しくも敗れてしまったものの、ダルビッシュ投手の圧巻の投球にはアメリカだけでなく、日本のファンも胸を熱くしました。
試合前から高まる緊張感と期待
メジャーリーグポストシーズン最終戦は両軍ともに2勝ずつで運命の第5戦を迎えるかたちになりました。どちらもあとがないジリジリとした状況で、パドレスの先発投手はダルビッシュ有投手、対するドジャースの先発は山本由伸投手ということが発表され、奇しくもポストシーズンで日本人投手が投げ合う形となり、否が応でも緊張感と高揚感でわくわくしてきます。そして「大谷翔平対ダルビッシュ」という最高のカードがまた見られるということで、まさにこの時代に生まれて良かった~~と叫びたくなりますね。
ダルビッシュ有投手の圧巻の投球内容
当日、リアルタイムで観戦していた私は大谷翔平との対戦を固唾を呑んで見守ります。初回からいきなり先頭打者が大谷選手ですから、しょっぱなからクライマックスぐらいの勢いで大変でした。
第1打席
フルカウントからの140キロ内角低めスライダーが決まる!
第2打席
カウント1-1からの148キロの真ん中カットボールを打ち上げサードフライ!
第3打席
カウント1-2から外角114キロのカーブに空振り!
すげ~~、大谷選手を完璧に封じ込めた・・・。
正直、ここまでダルビッシュ有投手が圧勝するとは思っていなかったので、びっくりしました。そして同時にダルビッシュ有投手のこれまでの経験が、この結果をもたらしたんだろうなと理解しました。ただただ圧巻でした。
試合後のダルビッシュ有投手のインタビュー
試合はドジャースの劇的勝利で幕を閉じました。戦いには勝敗がついてしまうから酷ですが、どちらも本当に素晴らしい戦いでした。私は、ダルビッシュ有投手の投球を見て、今まで以上に素晴らしい選手だと思いました。そして試合後のダルビッシュ有投手が記者に語ったインタビューを読んで、さらにぐっと来てしまいました。
言葉にはその人の魂が宿るものだと思います。ダルビッシュ有投手の語る言葉には、心から相手を祝福する気持ちと率直に負けを認めつつも、自分のいい所を分析し、次に生かそうとする姿勢が出ていました。スポーツをする人だけではなく、人生誰しもがいろいろな場面において喜びと悔しさを経験します。悔しいことやうまくいかないことの方が多い人生です。その中でも、自分という軸をしっかり持って、ブレることなく精進し続け、相手を敬い尊敬する気持ちを忘れない心を彼は持っていました。簡単なことではありませんが、彼のように考えることが出来る人が成長していくものなんだろうと思います。
まとめ
この試合を見て、ダルビッシュ有投手がますます好きになりました。
ストイックなまでに研究を重ね、彼なりの投球を続けていく。
最後まであがきたい、と彼は言いました。
素晴らしいファイター。
彼が投げ続ける限り、応援したいと思います!