霊視はスピリチュアルだけじゃない!人生を豊かにする実践書、シークエンスはやとも「霊視ができるようになる本」

最近、面白い本を読んだのでご紹介します。シークエンスはやともさんの「霊視が出来るようになる本」(サンマーク出版)です。スピリチュアルな世界に興味がある方はもちろん、どこか霊視などは半信半疑な方、またスピリチュアルは苦手だなという方など、様々な方々に読んでいただける本です。

本書では、霊視という一見特別な能力が、実は私たちの日常に密接に関係しているという、目からウロコの内容になっています。皆さんは既に霊視能力を持っているというところからスタートし、その霊視能力は五感を鍛えることでより感度があがると説明されています。そのため、特別な才能が必要だとか、特別な場所でなければいけないというわけではありません。むしろ、五感を意識的に鍛えることで、誰でもその力を手に入れることができると書かれています。

五感を鍛える実践方法に挑戦したくなる!

この本では五感を鍛えるための方法が具体的に説明されていて、そのどれもがすぐに実践できるシンプルなもの。たとえば、日常の音や匂いに注意を向ける、目を閉じて触覚に集中し物と会話する、といった方法です。読み終えたその日の夜、さっそくお風呂に葉っぱを浮かべて、葉っぱがどういう動きをするのかじーっと観察してしまいました。

私の趣味である「釣り」も、もしかして五感を鍛える最適なアクティビティの一つなのではないかしらとも思いました。釣りでは、水面の変化や風の音、小さな手応えなど、感覚を研ぎ澄ませる必要があります。これらの経験が霊視の力を育むことに繋がると考えると、趣味そのものが特別な価値を持つように感じられます。

対人関係をスムーズにする霊視の力

さらに本書で驚かされたのは、霊視の力が単に幽霊や霊的なものを見るためだけのものではないという点です。この力は、対人関係をスムーズにするための感覚を磨くことにも役立つとされています。相手の気持ちや状況を敏感に察知し、自然に対応できるようになることで、人間関係のストレスが軽減され、より良いコミュニケーションが取れるようになるのだとか。

この考え方は、霊視をスピリチュアルなものから日常生活の実用的なスキルへと昇華させており、特に現代の忙しい社会ではとても価値があると感じました。

最終的には幸せになる方法が書かれている

そして、本書の終盤では、「幸せになる方法」が書かれています。霊視を学ぶプロセスそのものが、自分自身を見つめ直し、感覚を研ぎ澄ませることで、自分の考え方や好き嫌いが明確になっていく手助けになるとし、周りに左右されない、自分だけの感覚が育まれていくとしています。そして最終的には、人と比べるような相対的な幸せではなく、絶対的で揺るがない自分の幸せを見つけることができると教えてくれています。

まとめ

スピリチュアルなものに苦手意識がある方でも、この本は楽しみながら読めると思います。むしろスピリチュアルというより、自分の感覚を鍛え、対人関係や人生の幸せを得る方法を教えてくれる一冊として、多くの人にとって実用的な内容が詰まっています。

このシークエンスはやともさんの「霊視ができるようになる本」は、日常のスキル(たとえば判断力や企画力、信頼感など)を霊視的に視ると、どういうことなのかを誰にでも分かるように教えてくれています。まさに新感覚、新体験となること間違いなしです!幽霊が観たい方はもちろん、日常生活をより豊かに意味のあるものにしたいと考えている方におすすめの一冊です!