
今日は『雨水』:春の兆しと楽しみ方を紹介します!
春の訪れを感じる時期『雨水』
今日、2月18日は二十四節気のひとつ、「雨水(うすい)」にあたります。寒さが少しずつ和らぎ、降る雪が雨へと変わる頃とされ、春の訪れを感じられる節目です。まだまだ寒い日もありますが、日差しが柔らかくなったり、庭先の草花が芽吹き始めたりと、春の兆しがあちこちで見られるようになります。
今年の2月は、日本は最強寒波に見舞われ、大雪が降って各地で被害がありました。今週も再びの寒波でまだまだ雪が多いです。ですが、今日を境にそんな厳しい冬の時期もそろそろ終わりを告げるはず。暖かい春がもうすぐやって来ます!
雨水にひな人形を出すと良縁に恵まれる?
「雨水の日にひな人形を飾ると良縁に恵まれる」という言い伝えがあります。昔から、ひな人形は女の子の健やかな成長を願う大切なもの。特にこの時期に飾ることで、よいご縁に恵まれると言われてきました。春の訪れを感じながら、ひな人形を飾るのも素敵ですね~。
雨水の頃の過ごし方
雨水を迎えると、農作業の準備が始まるとも言われます。田畑に水が行き渡る時期とされ、農家では種まきの準備を整えるころです。また、庭の手入れを始めるのにも適した時期。少しずつ暖かくなるこの時期に、春の花を植えるのも良さそうですね。
また、地域によっては「雨水茶」と呼ばれるお茶を楽しむ風習もあります。「雨水」の時期に降った雨を汲み、それを沸かしてお茶を淹れることで、健康や幸運を願うものです。
・・・現代だと降った雨水は大丈夫でしょうか(笑)ちょっと、あれかな?避けたいかな?まあ、普通に飲んでもいいでしょう!早春を代表する和菓子「鶯餅」(うぐいすもち)と一緒にまろやかな緑茶でお茶会もいいですね~。
寒さと春の気配が入り混じるこの時期。雨水を迎えたら、春の訪れを感じながら、季節の行事を楽しんでみてはいかがでしょうか?